皆様は、『タグる』という言葉をご存じでしょうか。インターネットやスマートフォンが普及し始めた2000年代には、「ググる」というネットスラングを耳にすることが多かったと思います。現代では、検索エンジンを利用して情報を取得するより、“#ハッシュタグ”から関心のある情報を集める『タグる』という言葉が主流となっております。今回は、企業の広告宣伝媒体としてSNSを活用する際の各ツールの特徴をご紹介いたします。
①Facebook(フェイスブック)
利用者層は30代~50代がメインでビジネスシーンでの活用が多いことと、実名性が高くリアルなつながりが反映されることが特徴です。「Facebookページ」という企業向けのコンテンツも存在するため、広告宣伝には利用しやすいツールとなっております。また、先述したように実名性が高いため、企業側からの発信はもちろん、投稿に対してのコメントも実名で行われるため信頼性が高いといえます。
②Twitter(ツイッター)
利用者層は10~20代がメインですが、30~50代など幅広い年齢層にも多く利用されており、リアルタイムで更新されるため即時性・拡散性の高いツールであることが特徴です。また、最近では「Proアカウント」という企業/ビジネス向けのコンテンツも追加され、Twitterショッピングやクイックプロモートなど広告宣伝及び通信販売にも対応できるようになっております。
③Instagram(インスタグラム)
利用者層は若い女性がメインで、画像や動画などを配信できるため、視覚的効果が高いツールであることが特徴です。また、ハッシュタグは世界共通なので海外への拡散及び海外からの集客も期待できます。難しい文章を考えることなく、写真や動画を撮影してハッシュタグをつけて投稿するだけなので、他と比較して手軽に利用できるコンテンツといえるでしょう。
④TikTok(ティックトック)
利用者層は、サービス開始当初は10~20代が多かったものの、現在では30~40代の男性の利用者も増加しているようです。TikTokは15秒~10分の動画を撮影し、撮影した動画に好きな音楽やフィルターを組み合わせて作成・投稿するコンテンツです。一番の特徴はおすすめ機能で、TikTok側のAIがユーザーの好みを判定しておすすめの動画を流してくれることです。そのため初心者やフォロワーの少ないアカウントでも拡散力が期待できるコンテンツとなっております。また、TikTokを経由した支出の額がかなり高く、動画で紹介されたものを購入するユーザーが多いようです。 以上、4つのコンテンツをご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。ホームページを持っていない方も、ホームページはあるけど発信源を増やしたいと考えていらっしゃる方も、一度SNSマーケティングに挑戦してみてはいかがでしょうか。