AI OCRとは
AI OCRとは、従来のOCR技術に加えてAIの技術を活用し、コンピュータ自らが機械学習することで紙文書に書かれた手書きの文字や印刷された文字の認識率を高めた、高度な文字認識技術のこと。
近年AIの技術が飛躍的に向上し、こうしたOCR技術への応用も進んでいます。
スキャナー「ScanSnap(スキャンスナップ)」を活用
会計業務を行う上で、請求書や領収書、レジシートを確認して様々な帳票記帳や入力を行い、確認したその照合書類を記録つづりに貼り付けている業務が面倒ではありませんか。その原資帳票を10年近く保存して書棚確保は大変ではございませんか?
それを解決する方法として富士通のスキャナー「ScanSnap(スキャンスナップ)」を紹介します。
この機器は様々な機能が備わっているのですが、
① 自動ファイル名作成
原稿に記載されている文字から自動でファイル名を作成します。
左側のレシートの例を見ると取引日、金額、取引先名称を自動作成したファイル名で保存します。このファイル名から自動作成でエクセルシート、CSVファイル化すると、会計ソフトに連動できる基礎データになります。原始資料の保存に関してもそのファイル名であれば整理し、保管でき、検索も容易になります。電子帳簿保存法の検索要件、取引年月日、取引金額、取引先にと改正されている部分も合致します。
② ファイル名修正アシスト
請求書を取り込んだ場合、自動作成で「取引日_請求書」で作成された後に、ファイル名を変更、「取引日_請求書_取引先名_インボイス番号」に変更すると、変更学習したファイル名のパターン候補が表示されますのでファイル名選択が簡単にできます。
上記以外にも名刺管理など様々な機能や各種ソフトウェアとの連携などがあり、事務効率をご検討の企業様も検討してみてはいかがでしょうか。
(株式会社トリニタスジャパン 舘野輝治)